2025/06/11 (WED)

細野晴臣さんの企画展『細野さんと晴臣くん』のレセプションを開催

キーワード:その他

OBJECTIVE.

音楽家の細野晴臣さん(1966年立教高等学校卒業、1971年立教大学社会学部卒業)の企画展『細野さんと晴臣くん』を、池袋キャンパス内のライフスナイダー館で5月31日(土)から6月30日(月)まで開催しています。

展示会場の風景

今回の企画展は、日本の音楽史を更新し続けてきた細野さんの軌跡と進行形の活動を伝える55周年プロジェクト「HOSONO MANDALA」の第1弾企画として実施されるものです。

細野晴臣さん(左)と原田郁子さん(右)

開催に先立ち、5月30日(金)にレセプションが開かれました。企画展会場に隣接する日比谷松本楼セントポールズ会館店にて行われた細野さんのミニライブでは、クラムボンの原田郁子さんを迎え、「アーユルヴェーダ」「バナナ追分」の2曲を披露。
細野さんは演奏前や曲間に立教時代の思い出を語りました。映画『ベン・ハー』を観てキリスト教に興味を持ち、立教高等学校に進学したこと、立教大学でいろいろな人と出会い、バンド・はっぴいえんどの結成に至ったことなどを懐かしそうに回想。「食堂で100円のハムサラダをよく食べていた」というエピソードにも触れ、これを再現したサラダが他のメニューとともに来場者にふるまわれました。

企画展『細野さんと晴臣くん』の展示物については「恥ずかしい」と言いながらも、「母親が(昔のノートなどを)捨てなかったから、こんなことになった。家系ですね。僕も捨てられないので」と話しました。

少年時代の細野さんが残したノートなどが展示されている

会場は、「映画と晴臣くん」「音楽と晴臣くん」「漫画と晴臣くん」「晴臣くんと細野さん」という4つのテーマで構成。子どもの頃の「晴臣くん」が夢中で描いたノートの落書きなどに、大人になった「細野さん」の言葉を添えたユニークな展示となっています。また、所々で細野さんの歌声が聴こえてくる仕掛けがあり、高校生時代に結成していたバンド「オックス・ドライヴァーズ」の音源も世界で初めて公開されています。

工夫が凝らされたインスタレーションが散りばめられている本展の企画編集・デザインは、日本デザインセンター三澤デザイン研究室の三澤遥さんが担当しています。

自身の歌声に耳を傾ける細野さん

細野さんが夢中になった漫画なども展示されている

※企画展は事前予約制で、6月30日(月)まで行われます。また、隣接する日比谷松本楼 セントポールズ会館店では、「細野さんと晴臣くん」スペシャルプレートをご用意しています。

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