観光学部の教員・卒業生・大学生による座談会その1

観光学部

2014/01/01

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

観光学部の卒業生、在学生、教員がその魅力について語りました。

先生のメインのご研究はどのようなものですか?

(先生)
経済的に活力が低下している地域を対象に、観光資源を新たにつくること、つまり観光の力によっていかに地域活性ができるのかを、具体的な活動を通して研究しています。
例えば2010年8月より開始して、現在では毎年恒例のプロジェクトになっているのですが、冬のスキーリゾート地として有名な長野県の志賀高原において、夏場の観光資源開発をゼミ生と一緒に行っています。志賀高原周辺というのは、冬には多くの観光客が訪れますが、夏場はどうしても活気がなくなります。そこで、夏場においてどのようなことを行えば観光につながるのかを学生と共に検討し、提携している地元のプロジェクトチームに、様々なアイデアの提案や人材支援などを行っています。

近藤さんのお仕事を教えてください。

(卒業生)
局系列の制作会社で働いています。
現在はスポーツ本部スポーツ部に在籍し、主にスポーツ中継番組の制作を担当しています。

大学時代の専門分野は何ですか?

(卒業生)
庄司先生のゼミに所属し、志賀高原の夏場の活性化プロジェクトなど、観光と地域活性化に関することをテーマに学びました。

森山さんは現在4年生ですね? 専門に学んでいることは?

(大学生)
私も同じく庄司先生のゼミに所属し、観光資源を活用した地域活性に関して専門に学んでいます。

大学生活ではどのようなことをされていますか?

(大学生)
1年次より体育会女子ラクロス部に所属しており、4年次の現在もリーグ優勝を目指して活動しています。体育会系の運動部に所属したことで、他学部にも友達が多くできましたし、週3回6時40分からの朝練もあり、すごく規則正しい生活が続けられました(笑)。
また、ハワイのリゾートホテルでの海外インターンシップも、学生生活を充実させられた経験の一つでした。

(先生)
インターンシップはいつ行ったんだっけ?

(大学生)
2年次の夏休みです。ハワイの日本企業が経営しているリゾートホテルで、2週間インターンをさせてもらいました。このインターンシップは埼玉県が主催したもので、英語の授業を担当されていた先生から教えてもらい、書類審査に応募して合格しました。

(先生)
どうでした、ハワイで働いてみた感想は?

(大学生)
観光産業は激務というイメージがあったのですが、リゾートホテルに従事しているハワイの人たちは、皆さんけっこう伸び伸びと働いていらっしゃっていて、ハワイらしいなという印象でしたね(笑)。
また、東京に住んでいると観光産業従事者と出会うことはほとんどないため、観光を生業としている人たちと接する貴重な機会にもなったと思っています。

(卒業生)
森山さんはすごく充実した学生生活を送っているようで、なんかいいですね(笑)。

インタビューに答えてくれた方々

(先生)庄司 貴行先生
立教大学観光学部教授
私立立教高等学校出身。立教大学社会学部社会学科卒業。立教大学大学院社会学研究科修士課程修了。ワシントン州立大学社会学部卒業。立教大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。フルブライト奨学金を得てシカゴ大学留学。その後ロンドン大学、オックスフォード大学留学を経て2002年より立教大学観光学部助教授。2010年より現職。2013年より立教大学観光研究所所長を兼務。体育会サッカー部部長も務める。
(卒業生)近藤 篤さん
テレビ局系列の制作会社勤務
福岡県立修猷館高等学校出身。立教大学観光学部観光学科卒業。大学時代は庄司先生のゼミで学んだ。卒業後、テレビ番組の制作会社に入社。現在はスポーツ本部スポーツ部に所属し、スポーツ番組や競馬番組などの制作・放送業務にアシスタント・ディレクター職として関わっている。
(大学生)森山 愛子さん
立教大学観光学部観光学科4年生(2014年度取材当時)
東京都立国際高等学校出身。現在、庄司先生のゼミに所属。部活動は体育会女子ラクロス部に所属している。9歳から12歳までをアメリカ・テキサス州で過ごす。大学では英語力の強化にも力を入れ、2年次にはハワイのリゾートホテルでのインターンシップも体験した。
「Z会 TEIDAN ~学問と職業のカンケイから、大学進学を考える~」より
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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