社会福祉セミナー「アダム・スミス『道徳感情論』を輪読する」(全4回)

INFORMATION

  • 2024年10月11日(金)、11月8日(金)、12月13日(金)、2025年1月10日(金)18:00~19:30(全4回)
  • ハイブリッド型開催(対面・オンライン)
    池袋キャンパス 12号館地下1階 第1、2会議室

本セミナーは、専門家の助言を得て、アダム・スミスの『道徳感情論』を読むことを目的とする。『道徳感情論』は『国富論』と並ぶスミスの主著である。だが、内容が難解なこともあり、一人で読むことは困難である。これをセミナー形式で読むことによりスミスが構想した人間像すなわち「経済人(ホモ・エコノミクス)」の内容も深く理解することができる。スミスが構想した「経済人」は、近代の「商業社会」という新たな社会関係をもたらすことになる。このスミスの『道徳感情論』(岩波文庫版、上下巻)をセミナー参加者とともに輪読する。

講師

本学法学部兼任講師、社会福祉研究所特任研究員
一ノ瀬 佳也(いちのせ よしや)

博士(法学)。千葉大学大学院人文社会科学研究科おいてCOEフェローや特任教員を務めた後、本学法学部助教・特任准教授を経て、現在は兼任講師を務める。専門は、政治思想史、経済思想史、公共哲学、政治哲学と多岐に及ぶ。

詳細情報

名称

社会福祉セミナー「アダム・スミス『道徳感情論』を輪読する」(全4回)

内容

第1回(10月11日) 国家の全体性を懐疑する——社会契約論を批判する(下巻219~401頁)
第2回(11月8日) 「共感」によって社会を形づくる——個人こそがルールを判定する(上巻23~173頁)
第3回(12月13日) 正義の徳と交換秩序——国家が市場に介入しない理由(上巻175~450頁)
第4回(1月10日) 商業社会における徳の性質について(下巻11~218頁)

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 有料

【受講料】
一般、教職員:3,000円
学生:1,000円

【申込締切】
9月20日(金)正午

定員最大30名。指定の申込フォームにより事前申込。全4回の参加を前提とし、申し込み後のキャンセルは認めない。

主催

社会福祉研究所

お問い合わせ

社会福祉研究所事務局(担当:齋藤)

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