60人のOB訪問で学んだ仕事への考え方と思い

大手飲料メーカー内定 山上 修平さん

2016/10/01

キャリアの立教

OVERVIEW

大手飲料メーカー内定の経済学部経済政策学科 山上 修平さんによる就職活動体験談です。

山上 修平 さん Shuhei Yamakami

志望業界
飲料メーカー、広告
エントリー社数・・・・・・ 3社
説明会参加社数・・・・・・ 4社
OB・OG・先輩訪問数・・・60人
面接社数・・・・・・・・・ 2社
内々定社数・・・・・・・・ 1社
※2016年10月取材

自己PRのエピソードを複数準備 最適な文字数にリライトして提出

OB訪問を始める前に、大学主催の自己分析セミナーに参加。その後、先輩が主催する就活教室に参加し、就活への準備を行いました。ほぼ毎日OBにお会いし、最終的に60人のOB訪問を実施。大変でしたが、実際に働いている方から聞いた仕事への思いは、一人ひとり異なるだけに言葉に重みがありました。自分にはない仕事観を直接聞くことができ、そこから学ぶことが多かったです。
 エントリーシートは、主に自分の良さについて書く練習をしました。OB訪問の際にエントリーシートの確認をお願いしましたが、「これがベスト」と思って見せるたびに辛口のコメントをもらいました。これを幾度となく繰り返してエントリーシートが完成しました。最終的に1000文字、800文字でエピソードを複数準備し、志望先に最適なエピソードを文字数に合わせてリライトして提出しました。

面接官が興味を持った内容についてさらに効果的なエピソードを話す

就活の軸は、業種を絞るというより「人を笑顔にする仕事」「本当に自分が行きたい企業」だったため、他の就活生からすると少ないと思います。ただ、志望先を3社に絞り込んだことにより、集中して準備を進めることができました。
面接では、独りよがりにならないよう心がけていたこと、そして1つの質問に対して自分の言いたいことを10秒で答えられるようポイントをまとめていました。その中で面接官が特に興味を持った内容を感じ取り、効果的なエピソードで返答しました。
飲料メーカーから内々定が出た時点で、残りの1社の最終面接を辞退し、就活を終えました。入社までの期間は取り扱い商品の歴史を学ぶこと、ビジネスマナーを身につけることが課題としてありますが、今は内定をいただいた嬉しさでいっぱいです。

私のお役立ち就活アイテム

勝負カラーを用いたネクタイです。赤は気持ちが高揚するので、部活動でもここぞという場面で使っていました。

ここが効いた!私のエントリーシート

どうすれば自分の経験を言葉に表せるのか、試行錯誤した結果、自分を表現するための「キャッチコピー」を考えました。これにより、自分がどのような人間であるか一言で理解してもらえるし、笑いや共感を得た時点で相手に印象づけることができます。実際に用いた表現は「泥んこまみれの幼稚園児」。子どものように無邪気に遊び、何事にもトライし、泥だらけになって経験してきたことが、今の自分を形成していることを書きました。
POINT インパクトがある一言で相手に強い印象を与える
自分を表現する時、努力家で勤勉ですというより、人との違いが具体的にわかるよう、インパクトのあるキャッチコピーで表現した方が、相手の印象に強く残ると思います。

これで成功!私の必勝自己PR 人と人との繋がりを大切にし、目標達成に向かってやり抜く

体育会テニス部の主務を担当。創部100年の歴史と伝統に誇りを持ち、「社会に貢献できる人間になる」という活動方針に向き合い、自分が行ってきたことを言いました。

自分の夢や目標に正面から向き合う

行動の可否を決めるのは自分自身。就活を進めていく中で、「能力がないから」「バイト・部活動が忙しいから」と言い訳を考え、逃げ出すのはすごく簡単です。そんな時、逃げずに戦ってみてください。自分の夢や目標と正面から向き合い、努力し続けた先に達成できる可能性が生まれると思います。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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